簡単練馬区 不動産解説ガイド

人は住宅価格が上がっているときには買いたがり、下がっているときには買い控えるものです。上がっているときには、「今買わないとどんどん上がって、いずれ買えなくなってしまうのでは」という脅迫観念から、多一少の無理をしても買おうとするし、反対に下がっているときには、「まだまだこの先下がる可能性がある。
もう少し待ってから買ったほうが得策だ」と考えます。しかし、こんな投機的な発想でマイホームの購入や買い換えを考えることが、いかにばかげたことであり、失敗のもとであるかはバブル崩壊がみごとに証明してみせました。
バブルの上り坂で買った人も、上がっているうちは「今日はいくらになった」と喜んでいましたが、ピークに上り詰めた後はひたすら下がり続け、結局購入時の価格より大幅に低くなってしまったわけです。かといって、まだ下がるのではと買い控えていては、いつまで経っても買うことはできません。
実際、2、3年前には「もうそろそろ底だろう」と判断して買った人も価格面では後悔している人が多いようです。目先の価格動向だけに振り回されると、ろくなことはないわけです。
住まいは、生活の基盤であり、その資産価値に意味があるのではなく、いかに住みやすいか、そこでいかに楽しい生活を送ることができるかにこそ意義があるものです。「今売ればいくらになるか」「こんなに得をした、損をした」という損得計算は、してみても始まりません。
もちろん、万一の場合や老後を考えると資産価値が高いほうが安心して暮らせることにつながるのは間違いありませんが、マイホームに経済基盤を期待するのはそもそもどうでしょうか。よくいわれるように、資産価値ではなく利用価値という物差しでこそマイホームの善し悪しを考えるべき時代にきているということでしょう。
こうした考え方に立てば、万人にとってのマイホームの買い時や買い換え時があるわけではないことがわかります。その人、家族が本当にマイホームを買いたい、買い換えたいと思い、買うことができる、買い換えることができるときが買い時であり、買い換え時であるということになります。

相場に踊らされずに、自分たちの現在の生活、将来の生活設計をにらんで買い時、買い換え時をみつけていただきたいものです。基本的に安定している時期が買いやすいときであるのは間違いありません。

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